おとうさんはウルトラマン
家のタカラ君は「パパってウルトラマンみたい」っていう。
そしてウルトラマンに大きくなったらなりたいそうだ。
まさしく家のパパは毎日ではないけどウルトラマンのような会社員をしている。
システムサポートの仕事をしているため、待機の電話が鳴って歩いて帰れない公園に母と子、置き去りにされたこともある。待機の日は夜中の2時だろうが4時だろうがおかまいなしに電話はなってくる。
携帯電話をなってすぐにスイッチが入るらしく頭にパソコン画面が浮かんでぺらぺらしゃべり始める。そして家でシステムをつないで仕事をするのだ。そして無事システムは起動開始となる。。だから気がつけば睡眠は2〜3時間だったりする。さらに毎日の会社の仕事も子供が起きている時間に帰ってくる事はきわめてすくない。組合の仕事もしてるし、12時じかかったりタクシー帰りもしょっちゅうある。たまにいるときは夜中じゅう仕事で午前半休とっていたり。何日も夜中帰りが続いた時に早くかえる。
子供は大興奮でお出迎えする。大好きなのだパパが。。
夜中に帰ってきてもパパと遊びたい子供は朝5時台にパパだけおこす。パパを独占したいから。パパは朝だけだからとあそびにつきあっている。夏休みはラジオ体操があった。今年の夏は特に仕事が忙しかったのでパパは自分に子供と一緒に毎日ラジオ体操しにいくときめたらしい。夜中にかえってきても子供のピコンピコンにめをさまし、ラジオ体操にいく。まさしくウルトラマンだ。
それも絵本の「おとうさんはウルトラマン」(みやにしたつや 作)のウルトラマンににている。
子供以上にどろんこになってびしょびしょになってあそび、声がでがいとてつもなくくしゃみまで。ハンバーグでないけど「カレーつくってやろうか?」という。以外とセミを採るのはママよりも下手だったりする。
そんなウルトラマンの奥さんは、、たいへんです。
パパが子供を喜ばす事に無我夢中で近所迷惑をかえりみず、頑固でゆうずがきかない。いろんな事を直接話して議論して納得しないと事をすすめたがらない。奥さんは子供が(おまけにパパも)うるさくないだろうか?。。人に迷惑をかけるのが怖くてビクビクしている。
そこでよく喧嘩になるのです。
「君ならがんばれる。」といわれても。。そんなウルトラマンをコントロールするのは大変です。ウルトラマンの留守中、朝から寝付くまで一人でウルトラマンのまさしく子であるようにエネルギッシュで公園ばかり外遊び大好きな男の子二人の相手。。もうノイローゼ状態です。ひとりはいやいや期真っ盛りだし。。。メールで愚痴いっちゃうときもある。パパは仕事で急がしのはわかているのだけど。。。。
絵本を開いた最初のページのプロローグにこうかいてあります。
「おとうさんは休みの日ぼくと遊園地に行くって約束したのに…。ウルトラマンだって悩みながら闘っている。ウルトラマンだって失敗しながら闘っている。
疲れるときも有れば失敗しちゃうときも有ります。」
お父さんは日々たたかっているんですよね。ごめんねパパ優しくなれなくて。。
絵本の最後のように「ママのそばにいるパパの写真が一番すき」と子供にいってもらえるようになりたいです。
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コメント
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夏休み中は毎日24時間二人の面倒を見なくちゃいけないから、体力気力とも削られるよね。新学期が始まったら、少しは負担が減るかな。お互いもう少しだから頑張ろうね。
投稿: きかんぼ | 2009年8月28日 (金) 22時27分