勉強する意味
最近長男は2週連続で100点をとってきた。。
まぁかなり甘い採点ではある。。
でもなんだか変だった。 100点取った日は書字を極端にいやがるのだ。。
2年生の頃は100点取ったら有頂天で「もっと頑張る!」
とかいっちゃっていつもよりたくさん練習。。へ気持ちがいっていたのだ
だから なんで?って理解ができなかった。。
学校公開でその理由がわかった。
自分の子の現状を見せつけられるようで比べちゃいけないのにくらべて落ち込んじゃうから学校公開は行きたくなかった。。
でも しっかり頑張りをみてきてやらなきゃいけない
息子は頑張っているんだ
どうすべきか正面から向き合わないと行けない。。
そう思って4日とも行ってみた。。
あたま抱えてショックだった。
まず授業中ふざけるような態度になっていた(おもに国語)
国語の授業は追いついていない
理科でもノートを一切とれないでいる。。
最終日漢字テストがあった
長男はテキストや教科書を何度もひらいて答えをさがしていた。
隣の席の男の子が再三にわたり注意をして本を閉じさせていた
(本当に隣の子には申し訳ない)
どうどうとしたカンニングだった。。
私は悔しかった。。 だまされたいたようで悔しかった。。
100点取った2回とも見て書いていたそうだ。
先生が 「覚えて来れなかった人は最後に見て確認して」といったのなら
それはそれでいい
でも「100点取れない0点とっちゃうから駄目だとわかっていてもついみちゃう」
とそれはだめだ。。
大学受験じゃ警察に捕まっちゃう 答え泥棒。
わたしは許せなかった。。
なぜ勉強するの?なぜ漢字テストがあるんだろう?
「漢字テストがなかったら漢字練習する?」
「しない」
「じゃあなんで漢字の練習するの?」
「大きくなったら知りたいこと 調べたいこといっぱい出てくるよ。
漢字や言葉をしらないと知ることもしれなくなるよ もったいないじゃない?
いろんな情報見れるのによめないなんて損した気分じゃない?
だから漢字をかけなくてもいいから読めるようになろうねっていっているんだよ。
今100点取れようが0点だろうがママはどうでもいいんだよ。。
いつか大人になった時読みたい本が読めるようになる為に漢字練習しているんだよ。」
と
いままででも点数に注目するより低い点ながらも
「練習の時に間違えていた にんべん が ぎょうにんべん になっていたのなおっているね。」
「あれほど斜めのせんがどっちにいくかわからなかったのにまちがえなかったね。」
などということをほめるようにしてきました。
でも知らず知らず点数もほめていたのかもしれません。
「わたしはしっています。どんなに苦労してこの漢字をおぼえたか
どうやって覚えたか どこを間違えちゃいやすいのか どれだけ泣いて
どれだけ乗り切って書いたか 書くまでも葛藤もしっています。
だから点数なんて本当にどうでも良いことなんだ。
テストなんて緊張しちゃってあたま真っ白なんてことよくあるよ。
でも着実に覚えた字が増えたことを私は知っている。
だからかけるものだけかいておいで かけなくても堂々0点取ってきなさい。」
息子はテキストを今日は机にしまってテストをうけたそうだ
「たぶんね25点しかとれてないかもしれないけど がんばったよ」
と話してくれた。。
これで解決ってことではないとおもう。。
でも早い時期にカンニングしてくれて 勉強する意味をはなせてよかったとおもう
何かしらのサポートをかんがえるべきか?
このストレスを自分で乗り越えられるようみまもるべきか?
とにかく寄り添いたいと思う
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コメント
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100点でも嬉しくない…ってことは、長男君も「ズルをした」自覚があるんだろうね。理由がわかってよかった。さちさんの冷静な分析はすごい。先生は気付いてるのかな?
授業態度の豹変については、もしかするとギャングエイジに片足突っ込んだはっちゃけ的なものもあるのかもしれない。うちのクラスでも今、「なんでこの子が?」みたいな子が悪目立ちしてたりする。
もうすぐ夏が来る~。2人分の宿題もろもろを考えると、ちょっと鬱が入りそうな私。頑張ろうね~。
投稿: きかんぼ | 2013年6月20日 (木) 08時32分
きかんぼさん
先生には話しました。
授業態度息子だけでなく3年生になってがらっとみんな変わった気がします。
1 2年の先生二人ともきちんと学習する姿勢が整わないと授業しない といったタイプの先生
だったから?とおもっていましたが
確かにギャングエイジ突入は感じました。 あぐら椅子の上でかいたりしてる子
勝手に違うことしている子 音楽の時間仲間とふざけている子 いっぱいいました。
ほんとなんでこの子が?まじめなタイプだったこがはじけてました。
息子の国語の時間のふざけも周り男の子3人一緒にやっていました。
「廊下に立たせますよ」とそのとき先生はおっしゃっていたので
「実際たたせてかまいません。申し訳なかったです」とつたえると
「もうすでに たたせている子はいますよ。 長男君だけではないんですよ。」とおっしゃってました。
ベテランの先生でも大変な時期にはいってきているんだなと感じました。。
親ではなく仲間を意識する時期のギャングエイジ
周りと自分を感じ、うちなる自分に問いかけていく10歳の壁をのりきるためには必要なことなのはわかっているけど
手を離して目を離さずです。親としてはハラハラですね
夏休みの宿題 すでに今年から始まる読書感想文の存在に我が家は空転回するんじゃないかと今からひやひやしてます。
投稿: さち | 2013年6月20日 (木) 11時06分