やる気の空回りでパニック
先週 息子は体育のキックベースを楽しみにしていて「絶対負けないぞ!」と意気込んで学校に行きました 正直このときに大丈夫か?と感じてました。
キックベースでおもっていたより活躍できない自分にいらだち大泣き
ひっくり返って保健室で1時間過ごしたようです。
いままでも涙ぐむことはありましたが ひっくりかえりその場を離れるほどのパニックは初めてだとおもいます。
その次の授業はこれまた1学期の中で一番楽しみにしていた実験ソーラーカー
部品をなくしてしまい これまた涙ぐんで
素直になくしてしまいましたといえばいいのに 「絶対あったはず」と頑固になっちゃったものだから 先生も「じゃあ 部品が歩いていっちゃったのかな?」としかかえせず 大泣きになったようで。。
相変わらずディスレクシアセンターの行きしぶりや漢字テストの不安が大きく家でも癇癪があり
我慢ができなくなってきている?
素直に間違えを認められなくなってきている
できないことが多くて不安なのか? 授業についてけてないの?
と おろおろ クリニックの心理の先生に親子共々カウンセリング中
むしろ、漢字や運動がすこしづつできることがふえ、自分でもできる やれるという自信過剰から来る空回りをしている。
できることが増えてこうなったと思ってほしいといわれました。
確かにサッカーもディフェンスのポジションをすすんでやるようになってからたまに活躍できることもあったり自信がついてきていた
実験したことは暗記できるので理科や社会のテストも90点以上
図形こそ苦手だけど算数も90点以上
どれもケアレスミス
国語も単元のところは表は100点 裏は漢字以外はとれている
苦手だった聞く国語テストや単元以外の文章の国語のテストも100点取れるようになりました(昔は25点位しかとれなかった)
確かにできることが増えたけど客観視できない特性があるため
過剰に自分に期待してはできないことを想像してパニック
対処としては前もってクールダウンさせること
例 テストでできる日もあればできない日もあることを理解させトータル平均で自分の満足点に至っていればよいということを表などを使い理解させる
例 キックベースや実験やディスレクシアセンターにいくことも失敗したときのシュミレーション もしくは振り返りを家や通級でやっていくこと
(コミック会話や目に見える形で文章におこしてやる)
などとアドバイスをうけました。
先日とうとう学期末の漢字50問テストがありました。
テスト前日に友だち関係で落ち込み不安定になっていたのもあり練習に身が入らず
朝早くおきて漢字練習につきあいました。
そのとき 点数のシュミレーションをしました。
漢字のテスト大体どれくらい目標にする?→ 「もちろん100点」
いっぱい勉強して頑張って実際どれくらいならとれそう? → 「80点」
頑張って勉強したでも体調悪かったり忘れちゃったことが思い出せないのをきっかけにパニックで頭が真っ白になっちゃう時もあるよ それで何点取れそう? →「65点」
前の日から不安でパニック勉強に集中できなかったどれくらいとれそう?→「25点」
じゃあ いままでの漢字の小テスト何点くらい平均点とっているとおもう?
100点の時もあれば 65点の時もある
最近勉強のやり方をかえてとれるようになったのもあり計算すると 83.3点とれていました。
前回の50問テストでは100点をめざし90点合格で88点だったとき大粒の涙を流したそうで。。。(私としてはずっと65点くらいだったのだからかなり大躍進だったのですが)
じゃあ できる時とできない時もあるんだね 80点とれていたらものすごいことだよねだから前回はものすごく力を発揮できたってこと
だから目の前の結果に激しく落ち込むことはないと送り出しました。
結果は84点 本人納得して帰ってきました。
これだけとれても すぐにわすれちゃうそのことの恐怖大きいのかな?
そりゃ やってもやってもわすれちゃうなんて恐怖だろう だってそれだけの努力しているもの
いっぱいシュミレーションしてそれでも泣いちゃったら?
パニックになっちゃったら?
失敗したら素直に謝り「ごめんね ありがとう 」がいえるようになること 振り返りをすること
たよったら感謝して御礼を言えるようになることも重要なスキルといわれました。
パニックになったとき
「すこしだけそっとしておいて」といえること もしくはその言葉をかいたカードをみせることも大切だといわれました。
その少しのそっとしてもらえる時間に冷静になるコツを今練習しています
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