型絵

ざくざく切ってみる

いつも綿密に計算してカッターで切り刻んでいくのだけど
ノープランで端からざくざく切ってみた 
文字とかかけちゃったけど なんだか ノープランの線のよさを見直した

まだまだ型絵には進めないけど。。。。
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本年もよろしくおねがいいたします

染初めに始まりました。今年はたくさん彫りたいな。染めたいな。でも子育てでまた翻弄されちゃうのかな?とにかく健康でありたいです。今年もよろしくおねがいいたします。

2009nenga

やぎさんゆうびん

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しろやぎさんから  おてがみついた
くろやぎさんたら  よまずにたべた


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しかたがないので  おてがみかいた
さっきのてがみの  ごようじなあに

    
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くろやぎさんから  おてがみついた 
しろやぎさんたら  よまずにたべた


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しかたがないので  おてがみかいた
さっきのてがみの  ごようじなあに
      
      
                     

こいのぼり

真鯉も緋鯉も大きさが同じなのですが染めてみました。
パパが青で、ママが赤で、タカラが緑で、イノウがオレンジ。
とタカラが決めました。
毎年。同じ型で違う色に染め分けたり。布にしたり。同じテーマで彫っても楽しいよね。

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型絵染め復活!

タカラも3歳半。つまり染色を3年間おやすみしていました。
年賀はがき程度はつくっていたものオリジナル作品は4年ぶり。。。
ペンや色鉛筆のイラストの仕事が多くなっていき染色で自分の作品という物が作れなくなってきて
タカラも妊娠してなんだか自分の作品というものを作る気になれなかった。作りたいものもあまりなかったのです。また初めての育児に夢中でした。
イラストの仕事はタカラ産後も続けていましたが誰にも預けることもできずきつかった。
でも保育園にも預けたくなかった。3つごの魂百までをしんじていたし、このかわいい我が子の成長を他のひとが先に知るのがやだった。はじめてのタッチ。はじめてのトイレ。はじめてのママ。初めての食事。。すべて自分で見届けたかった。たとえ忙しくていらいらしたりやさしいママになれてなかったとしてもおんぶばかりになったとしてもそれでも母親のそばで幼稚園までは過ごさせたいという思いがあった。日中は子育てに専念して昼寝のときと夜中寝かし受けてから起きて制作する日々。イライラして子供にあたってしまうことがタカラが昼寝をしなくなったら多くなった。早く寝てくれ!仕事ができない!そんな焦りでいっぱいだった。自分の作品型絵染めもできなくなっていて焦りまくっていた。
そんなとき次男イノウを妊娠。なんだかふっきれてしまった。中途半端にしてたら自分も変になる。イラストの営業はいっさいしなくなりきた仕事だけをこなすことにした。どんどん仕事がへりイラストレーターとしても活動は少しだけになった。
より子育てを楽しもう!妊娠を楽しもう!とおもい自宅出産にすることにした。母も他界していて里帰りなんてできないことだし迷いはなかった。おかげで3人の助産師さんとタカラとパパに見守られながら楽しい出産ができた。より子育て、食育に夢中になった。
イノウが8ヶ月の11月頃。。。ふと制作の神様がまた私の中におりてきた。子供のために作りたいものがいっぱい出てきたのだ。
そしてこのブログを立ち上げることにした。
年賀状をつくりながら自分で子育てしながらどうやって染色をはじめるか試行錯誤の日々。やっと自分なりのスタイルがみつかった。よって先日きた本の装丁の仕事は型絵で制作させてもらった。無事提出。
子育てしながらつくるのにあたりありがたいことに染色材料は進化をしていた。型のりは作らず買うことにした。しゃばりは基本的にせずつりがデザインとしていきるものをつくるようにした。紗を張らない代わりに上から紗をはったスクリーンをおいてからのりおきをすることにした。これは以前から木パネルの中をきって網戸をタッカーでとめてオリジナルでつくってやっていた方法だけど田中直染料店でもうってることがわかって買うことにした。またなかなか渋谷に材料を買いにいけなかったのだけどネットでかえるようになったので復活の後押しにもなった。
一番のネック顔料のこと。そもそも型絵の魅力は型の制約からくる美しいデザインを作り出すことにもあるが私は民芸館や芹沢けいすけ先生、小島とくじろう先生、柚木さみろう先生の作品より顔料の美しさに見入ってしまった。この美しい顔料で制作したくなったのが女子美で卒制で型絵を研究専攻した理由だった。朱のうつくしさ、ベンガラのなんともいえない光沢、緑青のいろあい。藍のあお。。。。すべての基本色が大好きだ。炭にもこだわった。今はどんどんなくなている本来の天然顔料を高くても買い集め、何時間も顔料をすって豆汁でのばしながらさらに何時間もする。。するとみごとに光沢のある色が出る。。宝石みたいなのだ。その色がさらに創作意欲をわかせてくれた。でもそうやって時間をかけてつくった顔料も豆汁でつくっているので腐ってしまう。冷蔵庫の中は豆汁くさかった。短時間で集中して仕上げることが必要だった。
すごく今だ顔料で作れないのは残念だがアクリルガッシュに和の色シリーズがある。おおきくそれで作ることに妥協した。また炭1色ならまた独特の世界観も作れる。よし!これならいけるとおもった。
またイラストとして仕事するのにも納期が短くてもこれならできる!
いずれか時間ができたり個展をするときやイノウが幼稚園にあがったらまた顔料でやりたいとはおもうが今は制作がしたい!その分いっぱい型を彫りたい。今は型のデザインをあらためて勉強する時期にきているのかもしれない。
子育てでできないことはたくさんある。でもその中だからこそあらたな自分を見つけられるのだと思う。

2021年12月
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